大田区
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斜面に広がるピンク色の絨毯!大田区・池上梅園!

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2月、梅の見ごろを迎えた池上梅園を訪れました。

池上梅園ってどんなところ?

池上梅園は、斜面一帯に広がる梅の花を見ることができる都内でも有数の梅の名所です。8,848㎡におよぶ園内には、30種類、370本にもおよぶウメが植えられていて、2月から3月にかけての見頃には、毎年多くの人で賑わいます。ウメのシーズン以外にも、4月から5月のツツジや牡丹、6月から7月の花菖蒲やアジサイ、夏から秋にかけてのサルスベリなど、年間を通して花を楽しむことができる庭園となっています。
園の北側は、もともと「月山山荘」と呼ばれる日本画家の伊藤深水の自宅兼アトリエとして使われていた場所でした。この月山山荘が戦災で焼失した後、築地の料亭経営者小倉氏の手に渡り、それまであった園が南に拡張され、現在の池上梅園の基礎ができあがります。小倉氏の死後、1975年に、庭園として残すことを条件に東京都の管理下に置かれ、さらに1978年、大田区に移管され、梅を含むさまざまな植物が植えられて整備されました。
1983年には茶室「聴雨庵」が、さらに平成元年には「清月庵」が寄付され、現在に至ります。

基本情報

【アクセス】
東急池上線「池上駅」から徒歩20分
都営地下鉄浅草線「西駒込駅」から徒歩10分
または池上駅、大森駅、五反田駅、川崎駅からバス「本門寺裏」停車場下車
駐車場あり

【休園日】
月曜日(2月、3月は毎日開園)

【開園時間】
9時〜16時半(最終入場16時)

【入園料】
大人:100円
15歳以下:20円

【地図】

【住所】
東京都大田区池上2-2-13

池上梅園と周辺の見どころ

池上梅園は、池上駅からバスで行くこともできますが、池上本門寺を通って歩いて行くこともできます。高低差はありますが、軽いウォーキングにぴったりで、なにより「大堂」をはじめとする池上本門寺の立派な建造物を見ることができるのがお得なコースです。

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エントランスを抜けると、早速目に飛び込んでくる斜面いっぱいの梅の花。

エントランスからすぐ近くの階段を登って見晴し台へと向かいます。

見晴し台からの眺め。

梅の時期、夜間はライトアップも行われているそうです。

梅の品種は300以上あるそうです。池上梅園ではそのうちの30品種を楽しむことができます。

見晴し台を降りたところには、二つの茶室、池のある和室を含む庭園が広がっています。

茶室『聴雨庵』。もともと政治家藤山愛一郎の所有だった茶室が、昭和58年に大田区に寄贈されたものだそうです。

茶室『清月庵』。伊東深水のアトリエを設計した建築家、川尻善治が自宅に建てた離れであった場所を、大田区在住の茶道家中嶋恭名が保全し、大田区へと寄付されたもの。平成元年から茶室として公開されているそうです。

裏門にあたる薬医門。

色とりどりの鯉が泳ぐ池と和室。

座論梅。芯が複数あり、通常よりも実が多く成る房が、賢人たちの座論を交わしている姿に似ているため、この名がつけられたそうです。

以上、池上梅園の紹介ページでした!都内で梅の名所は数多くありますが、これだけの規模で、さらに下からも上からも景観を楽しむことのできる場所は、そうないんじゃないかと思います。梅の時期以外にも是非訪れてみたいと感じさせてくれる場所でした。皆さんも是非訪れてみてください!

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