府中市
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奈良時代の律令国「武蔵国」の中心地!武蔵国府跡

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奈良時代から平安時代にかけての遺構が残された非常に貴重な史跡、武蔵国国府を訪ねました。

武蔵国府跡ってどんなところ?

律令制における地方行政区分で、現在の埼玉県、東京都、さらに神奈川県の川崎市と横浜市にわたる広大な地域であった武蔵国。かつてこの国の政治、経済の中心であった国府が置かれていた場所が現在の府中市にあるのをご存知でしょうか?『武蔵国国府跡』は、その国府の中心である国衙(こくが)の遺構が保存された史跡です。
1975年から30年余りの発掘調査の結果、この付近からは7〜8世紀にかけての住居跡や出土品が多数発見されました。その中で、隣接する大国魂神社の境内を含む、東西200メートル、南北300メートルにわたる地域が国衙であると推定され、国史跡に指定されました。現在では、そのうちの一部の遺構が、武蔵国国府跡として展示されています。

基本情報

【アクセス】
京王線府中駅から徒歩5分

【開園時間】
9時〜17時

【休園日】
無休

【入場料】
無料

【地図】

【住所】
府中市宮町2-5-2

武蔵国府跡の見どころ

アクセスは府中駅からが便利。

大國玉神社の敷地に面した位置に、遺構が残されています。こちらは大國魂神社。

武蔵国府跡の入り口。

展示室では、武蔵国についての説明や発掘調査の様子などが、分かりやすい展示パネルで解説されています。

柱があった位置に新しい朱色の柱が建っています。

以上、武蔵国国府跡の紹介ページでした!隣接する大國玉神社とあわせての観光でしたが、東京の本当の中心は、千代田区や中央区ではなく、実は府中市なのかもしれないと思わされました。こんなところが区部ではなく、市部にあるとは驚きです。あらためて東京の奥深さを感じさせてくれる場所でした。

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