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【車?電車?バス?】東京からスキー・スノボに行く時の交通機関はどれがベストなのか<日帰り篇>

hagi1014
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東京近辺に住んでいる皆さんは日帰りでスキー・スノボに行く時にどのような交通機関を利用しているでしょうか?大きく分けて車派、バス派、電車(主に新幹線)派に分かれると思いますが、なかなか一概に選ぶことはできないと思います。そこで今回は、それぞれのメリット、デメリットをまとめてみました。皆さんがスキー場へ行く際の参考になればと思います。

車ならば場所も時期も選び放題!こちらはゴールデンウィークの月山スキー場

【メリット】
スキー場が自由に選べる。
時間が自由。
行き帰りのサービスエリア。

【デメリット】
お酒が飲めない。
運転が疲れる。
時間が読めない。渋滞に巻き込まれる可能性。

スキー場の近くに住んでいる人ならば一択といっても過言ではない車ですが、東京から行く場合、多くの壁が待ち受けています。まずは当然ですが運転しなければなりません。長い長い関越道や東北道を通過した後で、普段慣れていない雪道を運転するのは、思った以上に神経を使います。帰りの運転は、眠気との戦いです。タイミングが悪ければ、東京に着いてからは渋滞が待ち受けています。当然ですが終日お酒は飲めません。ひとりの場合、ガス代と高速代、リフト代を含めると、最もコストがかかるのが車です。
とはいえ、これらのデメリットを考慮に入れても、車でスキー場に行く価値はあります。最大の魅力は、なんといっても自由度の高さでしょう。行きの時間も帰りの時間も自由ですし、その日の天候に合わせて行き先を変えることだってできます。ちょっと頑張って早起きすれば、渋滞を避けての到達も可能。行き帰りには温泉やサービスエリアでアフタースキーを楽しむこともできますし、12月から3月のハイシーズンでなければ、意外と雪道を走ることなく到着してしまうことも。4、5人集まればある程度まではコストを抑えられ、運転手も代わりがいれば心強いものです。さらに仲間全員で年パスを買ってしまえば、かなりリーズナブルに。
新幹線やバスのツアーで行くことのできないスキー場に行けるのも大きな魅力です。奥只見丸山スキー場、月山スキー場などのいわゆる「通好み」のスキー場は、都心からなら車一択になるでしょうし、10月に日本で最も早くオープンするスノータウンイエティも、(バスツアーはでていますが)車で行く方が便利でしょう。いわゆるスノーボードジャンキーと言われる人にとっては、車は必須と言えるのではないでしょうか。

バス

東京からバスツアーで訪れることのできるノルン水上スキー場

【メリット】
安い。
寝ていれば到着する。
新幹線のツアーよりも空いているスキー場が多い。

【デメリット】
行くことのできるスキー場がある程度限られる。
朝が早い。
夜が遅い。
バスによっては窮屈に感じることも。
隣に知らない人が座る可能性がある。
眠れない人は非常に疲れる。
トイレ問題。

バスのメリットはなんといっても安さです。日帰りであれば最低4000円ほどで交通費からリフト券までをまかなうことができ、ツアーによってはさらに食事券やスキー場で使える商品券が付くことも。旅行支援割があった頃は、4000円のツアー料金で2000円分のクーポンがつくなんてこともありました。また車内で眠ることができる人であれば、到着までの体力を温存することができるでしょう。新幹線であれば、東京か上野(もしくは大宮)までは自力で行かなければなりませんが、バスの発着所は東京、新宿、池袋、町田、横浜などなど、さまざまなところに設けられています。
デメリットは、まずは朝早く夜遅いということ。近場のスキー場を選べばある程度の余裕はできますが、集合時間は遅くても朝7時ごろ、解散時刻は早くても夜7時半ごろになります。サービスエリアでも時間に縛られ、ゆっくり買い物をする時間はほとんどありません。車内ではお酒は飲めませんし、周囲にかけてしまう迷惑のことを考えると、スキー場でもあまり大量に飲むというわけにはいきません。座ったまま眠れない人、隣に知らない人が座ることに抵抗がある人は、退屈で窮屈な数時間を過ごすことになります。サービスエリアでトイレに行くのを怠り、地獄のような思いを味わう方もいるようです。
スキー場の選択肢は、電車ほどではないですが、ある程度までは絞られます。とはいえ、(値段は少々高くなりますが)日帰りでも白馬や福島のスキー場へ行くツアーも出ているので、よほどこだわりがない限り、選択肢の少なさに不便を感じることはないでしょう。バスツアーで行けるスキー場は、施設が古い傾向がありますが、新幹線で行くスキー場に比べて空いている場合が多いです。
衝突しない自信のない初心者は、新幹線で行けるスキー場よりもバスツアーで行けるスキー場の方が安全に滑ることができるでしょう。

電車

新幹線のツアーで訪れることのできる代表的なスキー場・神立スノーリゾート

【メリット】
なんといっても早い!
お酒が飲める。
ゆったりとした新幹線の座席に座ることができる。

【デメリット】
行くことのできるスキー場が限られる。
スキー場での混雑。
自由席予約では座れないことも。

電車のメリットは、なんと言っても早いこと!数々のスキー場がある越後湯沢駅までは東京駅から1時間半、また軽井沢プリンスホテルスキー場に程近い軽井沢駅は、東京から1時間で着くことができます。越後湯沢駅の隣駅にあるガーラ湯沢スキー場は、駅直結となっていて、JRスキーツアーの代名詞とも言える存在でしょう。新幹線では、ゆったりとした席でお酒を飲んだり食事をとることもできるのも大きなメリットです。
行き先にもよりますが、値段は概ねバスより高め。自由席を予約するツアーではやや安くなりますが、時期によっては帰りの新幹線で座れないこともあります。スキー、スノボの板を持って行く人は、置き場所に困ることも。
アクセスが良い分、スキー場の選択肢はかなり絞られます。そのためお客さんが集中する結果となり、ゲレンデの混雑度はかなり高め。レンタル待ちで時間を取られることも。初心者の方は、混雑しやすい最安のスキー場を選ばない方が安全かもしれません。また新幹線の停車駅である東京・上野・大宮までは自力で行かなくてはなりませんし、駅直結のスキー場でない場合は、新幹線の駅からバスまたはローカル線への乗り換えが必要になります。これがけっこう体力を使います。帰りも東京に着いてからの満員電車が疲れるんですよね。
とはいえ、新幹線はやっぱり楽です。新幹線の日帰り客をコアターゲットにしているガーラ湯沢スキー場や神立スノーリゾートでは、お食事どころや温泉施設、お土産屋など、施設の中だけですべてのニーズをまかなえるようになっています。新幹線の停車駅構内やその周辺も賑わっていて、少し早めにゲレンデを切り上げてアフタースキーを楽しむこともできちゃいます。ちなみに東京から東海道線や京浜東北線で神奈川方面に帰る人、上野で乗り換えてしまえば、新幹線を降りてからの電車で座れる確率がぐっと上がりますよ。

まとめ

以上、車、新幹線、バスでスキー場に行くメリット、デメリットを挙げてみましたが、結局これといった決定打はなく、時期、人数、予算、体力に合わせて交通手段を選ぶのがベストなんじゃないかと思います。ちなみに神奈川県在住の僕は、シーズン初めに車でスノータウンイエティへ、11月から12月中旬までは新幹線で軽井沢プリンスホテルスキー場へ、12月末から3月上旬のトップシーズンはバスで水上沼田方面または新幹線で越後湯沢周辺へ。3月下旬から4月は新幹線で神立高原スキー場かガーラ湯沢スキー場へ。5月のシーズン終わりは、車でかぐらスキー場、さらに時間とお金と心に余裕がある年は、奥只見スキー場、月山スキー場などの春・夏スキーのメッカへ行くことにしております。参考にしてみてください。

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