世田谷区
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東京23区内唯一の渓谷!等々力渓谷で森林浴を満喫!

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東京都に渓谷があるのをご存知でしょうか?世田谷区にある等々力渓谷は、谷沢川が侵食してできた、東京23区内で唯一の渓谷です。2024年現在、危険箇所が見つかった影響で立ち入りが制限されているらしく、その全貌を見ることができるのは数年先となってしまうそうです。このページでは、過去にこの等々力渓谷を訪れた時の様子をお伝えします。

等々力渓谷ってどんなところ?

等々力渓谷は、東京都世田谷区を流れる一級河川である谷沢川に形成された、23区内唯一の渓谷です。
東急電鉄大井町線の等々力駅付近からおよそ1kmにわたって、谷沢川の周囲から流れ出した湧水が台地を侵食し、20m〜30mにも及ぶ深い谷を形成しています。谷の周囲は急斜面となっているために宅地開発を逃れ、豊かな自然が残されています。
渓谷の周辺は遊歩道として整備されていて、自然湧水による滝や貴重な植物を見ながら、気持ちのよい森林浴を楽しめるようになっています。また、渓谷の淵にある崖には、古墳時代から奈良時代の横穴式墳墓があり、多くの土器や装飾品、埋葬された人の骨などが見つかっているそうです。
隣接する満願寺の別院にあたる等々力不動尊が渓谷内にあり、東京都の指定名勝にもなっています。 1,300年前の作と言われる不動像を祀る歴史ある寺院で、境内にある不動の滝に打たれる修行僧が現在でも時折見られるそうです。
1974年(昭和49年)より、風致公園として世田谷区の管理で公開されていましたが、2023年7月の大規模な倒木により、危険性のある箇所が数多く見つかり、園内の遊歩道のうちの7割にあたるおよそ700mが通行禁止となっています。重機の入ることのできない場所のため、工事はなかなか困難らしく、復旧まで3、4年かかる見込みのようです。

基本情報

【アクセス】
東急大井町線等々力駅から等々力不動尊まで徒歩10分
(以前は等々力駅から徒歩2分ほどで、等々力渓谷の北端にあたるゴルフ橋のたもとから等々力渓谷に降りることができるようになっていましたが、現在そこは通行止めになっており、等々力不動尊から降りていくのが最も近いようです。)

【開園時間】
3月〜10月:9時から17時
11月〜2月:9時から16時30分

【入園料】
無料

【地図】

【住所】
東京都世田谷区等々力1-22、2-37,38

等々力渓谷の見どころ

以前は大井町線等々力駅から徒歩すぐのところから等々力渓谷に降りていくことができましたが、現在そこは通行止めとなっており、等々力不動尊から入るのが一般的のようです。こちらが等々力不動尊の入り口になります。

1400年の歴史がある等々力不動尊。正式には、瀧轟山(りゅうごうさん)明王院という寺院です。不動明王を本尊としています。

境内には見晴らし舞台があり、高台から等々力不動尊と渓谷に広がる森林を眺めることができるようになっています。

見晴らし舞台からの眺め。鬱蒼とした雑木林が広がっています。

ほど近い場所には、お土産を売っている売店もあります。

等々力不動尊から階段を降りると、『和剣の橋』が見えてきます。

下流の方へと向かったところにある日本庭園。

日本庭園にある書院。

書院の目の前には広場もあります。

不動の滝。ここよりも北側にあたる以下の場所は、現在通行止めとなっていて、見ることができません。

以下の写真は現在通行止めになっている場所です。通行が再開されるのは数年先のようです。

等々力渓谷3号横穴。この地の有力な農民の墓と言われています。

玉沢橋。この上を環状8号線が走っています。

ゴルフ橋。この辺りがゴルフ場であったことから、この名前がつけられたそうです。

以上、等々力渓谷の紹介ページでした!現在通行止めになっている区間は、特に鬱蒼としていて、都内にこんな場所があるんだと驚いたものでした。作業員さんや観光客に危険のない範囲で、是非復興してほしいものです。

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